弊社の製造する置き畳の構造は3つ材料から構成されています。

  • 表面 : 畳表
  • 芯材 : インシュレーションボード(木質繊維板)
  • 裏面 : 不織布素材の滑り止め

置き畳も和室の畳も畳も基本的な構造は同じです。

現代の畳の90%が芯材にインシュレーションボードとスチレンフォームの組み合わせになっており、藁(わら)を使用した畳は少数になっています。

畳で心配されるダニ・カビなどの発生については、インシュレーションボードを使用することで、ほとんどなくっています。

畳の表面

畳表は、3種類の素材があります。

イ草、樹脂タイプ、和紙タイプです。

イ草

イ草畳縁あり
琉球畳

イ草は、1400年前から日本で使われている畳表の素材です。
イ草の特徴は、湿気を吸ったり吐いたりして部屋の中を湿度を調節する調湿機能があります。
イ草には独特の香りがあり、日本人はこの香りを好みます。ただ、外国人の方には苦手な方もいます。
イ草の香りは、最初強く、何ヶ月か使用しているうちに薄くなっていきます。
経年劣化とともにイ草の色は緑色から黄金色に変色していきます。

 

樹脂のタイプ

美草ライトイエロー美草ブルーバイオレット

風合いや肌触り、吸湿性など天然イ草の風合いを活かしながらも、高い耐久性や安全性、豊富な色柄など、イ草を超える魅力をもつ畳です

カラーが豊富で耐久性があります。
イ草特有の香りはありません。
日焼けによる変色がなく、カビなどの発生の心配はありません。
インテリアに合わせてコーディネイトできる現代的な畳です。

 

和紙タイプ

清流 置き畳
インディゴ

イ草に近い手触りや質感、調湿性能を再現しつつ、
高い機能性を付与した工業生産の畳おもて。

撥水加工をしており、液体を畳の上にこぼしても水玉になって弾きます。
カラーが豊富で耐久性があります。
イ草特有の香りはありません。
日焼けによる変色がなく、カビなどの発生の心配はありません。
インテリアに合わせてコーディネイトできる現代的な畳です。